スコアアップできるクラブの選び方|ゴルフ初心者を卒業するために

ゴルフ初心者を卒業するためのクラブの選び方を紹介します。

ゴルフのスコアをアップして初心者レベルを卒業したいと思う人は多いことでしょう。
しかしなかなかプレーがうまくいかずスコアが伸び悩む人は多いものです。
技術が劣っているからと自身を責めてしまう前に冷静になっていただきたいことは、実はクラブの選び方に問題があるケースもあるのです。

本記事ではゴルフ初心者を卒業するためのクラブの選び方を紹介します。
これを読むことで、道具を変えてスコアをアップできるきっかけがつかめるでしょう。

飛距離を伸ばしたい人はドライバーにこだわろう

ドライバーはそのホールの1打目の飛距離を出すためのクラブです。
1打目をうまく飛ばせるかどうかでプレーの調子が左右されることも多いです。

ゴルフ初心者のなかには、思い通りに飛距離を伸ばせなくて悩んでいる人もいるでしょう。
利き手の方向にボールが逸れるスライスや、逆方向に逸れるフックが出て、フェアウェイにボールを着地させられないと嘆く人は多いでしょう。
とにかく飛距離を伸ばしたい人は、長めのシャフトや大きめのヘッドを試してみましょう。
シャフトが長いほどインパクト時にボールを飛ばしやすく、ヘッドが大きいほどボールを正確にとらえやすくミスショットを抑えられます。

ただし、シャフトが長すぎたり、ヘッドが大きすぎたりしますと、プレーヤーはドライバーなどの扱いに苦労し、「クラブに振られる」状態になります。
かえってボールをコントロールしづらくなりますので、希望する飛距離とシャフトおよびヘッドの規模とのバランスを調整する意識で選びましょう。

スライスを解決するためのヘッドの角度が大きいモデルや、フックを解決するため、ヘッドのうちボールに当てる面を意味するフェースが右寄りに作られたモデルを選ぶことも考えられます。

スイングが安定しない人はシャフトを変えよう

スイングが全体的に安定しない人は、シャフトを気にしてはいかがでしょうか。
どの種類のクラブでもうまく振り切れない人はシャフトが重すぎる、クラブに振られて安定したスイングができない人はシャフトが軽すぎると疑ってみてください。

シャフト選びは、自身のヘッドスピードを意識することが大切です。ヘッドスピードとは、スイングしたときにクラブの下部であるヘッドがボールに当たった時点の速度を意味します。

ヘッドスピードが42m/sぐらいなら、50g台のシャフト、45m/sぐらいなら60g台という風に、ヘッドスピードが速いほど重めのシャフトをつけてみましょう。
ヘッドスピードとシャフトの重さの関係について詳しく知りたい人は、ゴルフショップの店員に相談すると良いでしょう。

また、シャフトは硬さも重要です。硬すぎるとスイングで力んでミスショットを起こしやすくなります。
柔らかすぎてもクラブがしなってしまい、ボールを正確にとらえづらいです。
自身のスイングが安定しない人は、シャフトの重さや硬さの調整を試してはいかがでしょうか。

ヘッド形状に注目することでミスショットを総合的に減らせる

ドライバーからパターまで、ショットの安定にはどれもヘッドの形がご自身の身体に合っていることが求められます。
スライスをよくやってしまう人は小さめのヘッドを試してみましょう。
大きなヘッドよりも飛距離は落ちますが、ボールを正確に捕まえ、飛ばす方向を安定させやすいです。

ウッドやユーティリティでポッコンやチョロなどのミスショットが目立つ人はヘッドのうちフェースに注目してください。
シャフトの延長戦を見立て、そこからフェースが出っ張っていますと、特に初心者にとってはボールが当たるタイミングがつかみづらいようです。
その場合はフェースの出っ張りがないアイアンやユーティリティを試してみましょう。

ウッドでよくダフる人は、ヘッドの底を意味するソールがへこんだモデルに変えてみましょう。
ダフは間違って地面を叩いてしまうことで起きるミスですので、ソールのへこみで地面を叩きづらくできます。

パターがうまくいかない人はヘッドの長さに注目しよう

パターがうまくいかない人は、パターのヘッドや本体の長さを見直してはいかがでしょうか。
パターの悩みは主にボールをコントロールしづらいことや、思い通りにスイングできずボールの芯に当てられないことが挙げられます。

ヘッドが大きいとボールを芯でとらえやすいですが、大きすぎることでボールを転がす方向を微調整しづらいです。多少小さめのパターを試してみましょう。
パターがプレーヤーにとって長すぎるとアドレスが決まりづらく、スイングが安定しません。
短めのパターに変えるだけでスイングがしやすくなるケースもあります。

まとめ

ゴルフのスコアアップはプレーヤーの技術不足だけでなく、そもそもクラブが本人に合っていない可能性も考えられます。
自身のプレーで目立つ悪癖は、クラブを替えるだけで解決できるケースも多いです。
ドライバー、ウッド、アイアン、パターなど、自身のプレースタイルを考慮し、もう一度揃えたクラブが一つひとつ正しいか確認しましょう。
合っていないクラブがあれば、予算に無理のない範囲で買い替えることをおすすめします。

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どんなクラブが合うかのご相談も承りますので、クラブを買い替えたい人は気兼ねなくご来店ください。

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