ゴルフの初心者に大切なゴルフクラブの選び方|ドライバーからパターまで

ゴルフ初心者が大切にすべきゴルフクラブの選び方を、ドライバー、ウッド、アイアン、パターなどの種類別で紹介します。

ゴルフを始めて間もない人は、少しでも高いスコアを出すべくいいゴルフクラブを選びたいところでしょう。
しかし、ゴルフに対する知識がないためにクラブ選びを迷う人も多いかと思います。

本記事では、ゴルフ初心者が大切にすべきゴルフクラブの選び方を、ドライバー、ウッド、アイアン、パターなどの種類別で紹介します。

ドライバー

「ドライバー」はゴルフのロングショットを決めるためのクラブです。これの良し悪しで、特に一打目の飛距離が左右されます。
初心者でもティーショットを気持ち良く飛ばせるようになりたいと願う人は多いと思います。
しかし、ドライバーはクラブのなかで最も長く、初心者にはすぐには使いこなせない人も多いようです。

失敗しないドライバー選びのポイントは、軽さ、柔らかさ、長さです。
ドライバーは初心者でもなるべく早く使いこなせるように軽いものを選びましょう。
基準としては250~270gです。軽すぎてもスイングがしづらくなるため、これくらいの重量が理想とされます。

シャフトはフレックス「R」レベルにこだわりましょう。シャフトはL、A、R、SR、S、Xと後にくるほど硬いです。シャフトが硬いほど上級者向きですが、柔らかすぎてもクラブがしなり過ぎてボールをコントロールしづらいです。
「R」が最も当たり障りなく初心者向きです。理想の長さは男性45インチ、女性が44インチです。
身長に応じて長さを変える方もいるようですが、ゴルフコースに慣れるまではスタンダードのサイズでドライバー自体の感覚をつかむのに専念しましょう。

ウッドおよびユーティリティ

ウッドおよびユーティリティはフェアウェイからボールを打つことを前提に作られています。
気持ち良く打った1打目をグリーンまで運ぶ役目があります。

ウッド

「ウッド」は通常、短いほど重くなります。これに従いウッドを揃えることで、どれを取っても同じ力加減でボールを打てます。
特に5番ウッドは長さと重さのバランスが取れていて初心者には必須でしょう。
最も軽い1番ウッドと合わせるだけである程度のプレーはできると思われます。
また、モデルによってセオリーとなるクラブの扱い方が変わります。ドライバーとウッドのモデルが違うと初心者は順応しづらいですので、モデルは統一されていることが望まれます。

ユーティリティ

「ユーティリティ」はウッドとアイアンの中間に位置づけられたクラブです。
グリーンまでのボールの距離に応じた柔軟なプレーのために、一本入れておくと便利です。

クラブの底であるフェースの傾きを意味するロフト角は18~27°に分かれていますが、初心者におすすめなのは22~25°です。
この程度のロフト角がゴルフに慣れてない人でもある程度コントロールしやすく飛距離も稼ぎやすいです。

クラブの柄であるシャフトはスチールとカーボンに分かれていますが、軽い方のカーボンはかえって初心者にコントロールしづらいため、スチールを選びましょう。
多少重い程度がクラブを振りすぎてミスにつながるリスクを抑えてくれます。

アイアンおよびウェッジ

アイアンやウェッジはラフやバンカーなど不安定な場所からフェアウェイやグリーンへ、またはピンまで100ヤード以内の段階でボールをグリーンへ運ぶために用いられます。

アイアン

「アイアン」は14本までのクラブセットのうち6~10本入っているのが通常です。
番号が進むごとにロフト角が大きく飛距離が少なくなります。

ヘッドも下の部分がより重いキャビティアイアン、中身が空洞な中空アイアン、単純な形をしたマッスルバックアイアンの3種類です。
このうちマッスルバックアイアンは初心者には難しいとされています。
キャビティアイアンはヘッドの大きさからボールを正確に捕まえやすく初心者向きです。

シャフトはスチールとカーボンに分かれていますが、近年は軽めのスチールや重めのカーボンなどモデルが多様化しています。
アイアンは元々総重量が軽いクラブですので、複数本を試打して手ごたえのあるものを選びましょう。

ウェッジ

「ウェッジ」はアイアンで最もロフト角の大きい9番アイアンよりもさらにロフト角が大きいクラブです。
角度の小さい方からピッチングウェッジ(PW)、アプローチウェッジ(AW)、サンドウェッジ(SW)と呼ばれます。

スチールシャフトが一般的です。シャフトの材質やヘッドの大きさなどに気を使いながら、ご自身に合ったものを選びましょう。
アイアンセットのなかにアプローチウェッジやサンドウェッジがない場合は別途購入が必要ですが、その場合はアイアンセットと違うメーカーでも特に影響はありません。

パター

「パター」はグリーン上でカップインを狙う際に使うクラブです。パターがプレイヤーに合っているかもスコアに影響します。
主流の形状はセンターシャフト、ピン型、マレット型です。どれも複雑なヘッドですが、初心者はピン型を選びましょう。ピン型パターによっては、「トゥヒールタイプ」や「ブレードタイプ」という名称で販売されているものもあります。

ピン型パターはヘッドの基本形が四角くまとめられており、ボールをコントロールしやすくなっています。
多少ボールの芯から外れたところに当てても狙った方向に動かしやすいのがピン型パターの特徴です。
ゴルフコースの経験が少ない人やパターゴルフを楽しみたい人はピン型パターの方が感覚をつかみやすいのでぜひお試しください。

まとめ

ゴルフクラブにはドライバー、ウッド、アイアン、パターなどさまざまな形状があります。
一度にホールに持ち込めるクラブは14本までですので、バランスよく揃えることが大切です。
初心者がゴルフを上達させるには使いやすいクラブの選択も大切です。それぞれのクラブの特徴を理解しつつ、ご自身に合ったモデルを選びましょう。

東京都江東区にある「MAX GOLF」はカスタムゴルフクラブのお店です。
お客様一人ひとりのニーズに合わせてあつらえますので、ご自身のスタイルに合わせたクラブを実現いたします。ゴルフクラブをお求めの方はMAX GOLFまでお訪ねください。

ページ上部へ