Titleist 710CB US IRON

今日は東京都のO様からのご依頼でタイトリスト710CBのUS仕様アイアンを組み直し作業をしました。
昨日全てのクラブの現状を計測しロフト角とライ角を調整した後分解し下準備をしておきました。
やはりシャフトの先端からはかなりのウエイトが出てきてシャフト自体の長さもバラバラでした。
今日はまずはダミーシャフトを挿しセンター出しをしてからロフト角とライ角を測定してみると0.5度~1度の狂いが生じていました。
これはメーカー出荷時にセンターを出さずシャフトを装着していた様でまぁパートのおばちゃんが組み立てているので良くある事ですが・・・
狂っている数値を調整しヘッドの重量を測定しましたがこれもかなりの誤差があるのである程度調整してから仮組みに入ります。
710CBのUS仕様DG-X100は1番手ハードにづらしてありますので今回は40incを1本新品で追加し4アイアンからのアッセンブルにしました。
分解後シャフトの反りを点検しましたが10ラウンドほどの使用なので問題はなく#4→#5に挿し直し他も全て標準仕様で組み直しです。
シャフトにソケットを打ち込みカット後に仮組みして再度バランス計とにらめっこしながらヘッドウエイトを微調整して本組みに・・・
最終スペックはO様のご希望通り#4-38.5inc-D-1.5合わせからの全番手完全フローで完成しました。
これで重量/長さ/バランスフローも完璧になりロフト角/ライ角の狂いも直りまるで別物のアイアンに生まれ変わりました。
O様にはラウンドご使用後にライ角を再度微調整して信頼のできるアイアンに仕上げて頂きたいと思っています。。。(*^^)

ページ上部へ